最近、パイとかグラタンを焼く用の大判ガラス皿が水入れとしてかなり使いやすいことに気が付きました。見た目は悪いけどある程度重さもあり、もち手も付いているし、プラスチックと違って科学物質とかも気にせずどんどん食器洗浄機などにもかけられ、何より中型のヘビがあまり怖がらずにホイホイ出入り出来る・かつ体の厚みの80%くらいまで浸かれる「絶妙な浅さ」がイケている、と勝手に感動しています。(水深に関してはもし深くても中にミズゴケや玉砂利などが少々入っていると安定がいいのか、入ってくれることが多い気がする。)写真の「チビロンギ」はだいたい1歳7ヶ月を過ぎました。なんか、仔育てがメンドイからと一匹しか買わなかったのが、約1年半後の現在は「どうせ育てる手間は同じだからもう何匹か(仔ヘビを)買っとけばよかった」という心理になりました。
ところで、最近コロンビアンレインボーボアのモルフがいくつか確立されたものが増やされて出回り始めているようです。コロンビアンは、いわゆるレインボーボアの醍醐味を味わえる種かというとちょっと違うと常々思っている管理人ですが、最もペット的なキャラクターを持っている種でもあるのでこうして少しずつでもスポットがあたってゆくのは概良いことのように思われる。
2013年3月12日火曜日
2013年3月11日月曜日
昨年のバーミーズパイソンとキイロアナコンダに続き、世界中に支部を持つ超大型動物愛護団体・ヒューマンソサエティ(HSUS)が、北米におけるボア・コンストリクター、大アナコンダ、アミメニシキヘビの飼育の規制を求めてロビー活動を展開しています。最近丁度、「私達はヘビをペットとして飼うべきか?」というコラムを読んだばかりだったので、これについて色々思うところがありました。というのも管理人は、ペット・トレードや商業的な利用が目的の野生動物・爬虫類の搾取という問題を踏まえて考えた場合、今回規制対象にされようとしているようなCB化された一部のボア・パイソンやナミヘビの仲間の存在によって、野外採集個体への需要がある程度分散OR抑えられているという現状もあるのではないか、と考えるためです。全体的に見て、今日の爬虫類好きの人々の文化レベルでは「何か面白い動物を飼いたい。手元において間近に眺めたい。集めたい。大蛇やオオトカゲのような、強大な生き物を手中に収めたい。」という欲求を抑えることは困難なため、これらの種類のヘビたちがある意味、人柱のようにその需要を埋めてくれていると思うのです。これらのヘビを飼うということのダウンサイドリスクとして、外来生物による遺伝子汚染や帰化問題があるけれども、そのアップサイドは往々にして無視されがちであると思う。物事の「起こりえるポジティブな効果」というのは、ネガティブな効果よりも検証が難しく、それゆえ「大きな(危ない)ヘビを飼ったっていいじゃないか」という主張には、説得力があるものが少ないと感じやすいのだと思う。
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