2015年5月17日日曜日

トウブハコガメ2匹目


 運転中、視界の端に一瞬写ったものがカメだった気がしてUターンしたところ、またもやトウブハコガメと遭遇しました。今年はハコガメの当たり年なんでしょうか。前回に続き車道を今まさに渡ろうとしているところでしたが、通勤時間帯前後で交通量もあったので、見つけるのが少し遅かったら死んでいたかもしれません。カメは、助かってラッキー、自分はカメを見られてラッキーでした。こんどのはまだまだ若そうなオスで、また裏の保護林へリリースしました。本来であればカメの進行方向だった先にある緑地に移せればよかったのですが、そのためには当日発砲事件があって死人が出たばかりの団地を通らないといけないという、実にアメリカ的な理由によって断念せざるを得ませんでした。


 保護林にリリースする前に記念写真。ハコのフタがぴっちり閉まって、この状態だと時には40分くらい待っても出てこなかったりするので、非常に根性のある生物です。甲羅の前側の縁がケロイド状にボコボコになっています。たまに、種やオスメスに関係なくこうなっているカメを見かけますが、人間のすぐ隣を棲み場所に決めたカメの場合、生活のなかで事あるごとにコンクリートや装飾用の石材でできた段差や階段、用水路の縁でこすったり、そこにばい菌が入ったりして徐々にこのようになっていくのかなと考えています。ペットショップにいたら「汚いカメ」という一言で終わってしまいそうな状態ですが、野生のカメが一生懸命、与えられた場所でもがきながら強くたくましく生き延びてきたという証でもあるかもしれません。


 甲羅の写真ばかりではアレなので・・・最後に、二日前近所の友人の庭に表れたハコガメの写真をば。このカメはアダルティーなオスでしたが、甲羅の山吹色もさることながら上半身もばっちりオレンジ色に発色していてなかなか綺麗でした。これまで見つけた3頭に関しては、全て州の両・爬保護団体のトウブハコガメ専用窓口に報告していますが、自分も含めた一般人のこういう草の根的地道な作業のつみかさねによって近隣のハコガメの数が少しでも増えてきているのだとしたら、そしてその結果が今回こうして身近に見られたカメ達なのだとしたら、大変嬉しいことです。