2014年10月1日水曜日

秋のガサガサ活動開始

スポットサラマンダー Ambystoma maculatum

 ルー大柴さんの言うところの「ガサガサ」に適した季節がまたやってきた。今日は動物園の人にさそわれて、地元のネイチャーセンターで生き物とりをした。本来の狙いはカエルをいっぱい獲って、ツボカビとラナウイルスの分布を調べるためのサンプルをいっぱい採取する事だったが、前日が雨天だったため観察予定地の池が増水してカエル達が自由自在モードに入っており、厳しい戦いを強いられた。アフリカから帰ったばかりの飼育員L(←ウォリアータイプの女性②。本人は負傷していて参戦できない)に「そこ!右だ!!」「目、見えてんのか」「もっとアグレッシブに行け!!」とか喝を入れられながら、皆ガサガサどころか腰まで水に浸かって奮闘したものの、成果はいま一つだった。

 一方陸・半水棲種のサラマンダーはなかなか豊作で、このあたりでは比較的珍しいナガレサラマンダーの仲間のフタスジサラマンダーや、明るい黄色のポチポチが非常に可愛いスポットサラマンダーなど数匹を見つけることが出来た。スポットサラマンダーはトラフサンショウウオ科で、日本でもペットとして流通するタイガーサラマンダーやウーパールーパーのイトコの様な感じのイモリ。来るべき冬に備えて夏中食べまくってきたのか、見ているこっちが「よかったね」と幸せになるほどまるまるとしていた。因みにこの写真を撮った時ちょうど西日が差していたのだが、サンショウウオの皮膚は構造的にこうして直射日光を浴びることがダメージになる事があるそうなので、注意したいものだ。

フタスジサラマンダー Eurycea bislineata  これでも「巨大個体」

 因みにこの「ガサガサ」という用語、アメリカのフィールド好きの間では「shrubbing」という、感覚的にほぼ一致したスラングが当てられている(Shrub=藪)。そして、本当にどうでもいいトリビアだけれど、イギリス英語で「shrubber」といえば売春婦のヒモ男を差すスラングとなるのだ(なぜそうなるのかは各自ご想像下さい)。ともあれ、今後イギリス方面の人とフィールドでトゥギャザーする時は、うっかりかっこつけて「私とシュラビングしないか?」とか言わないよう、十分に注意したいところだ。