2014年7月18日金曜日

行ってきました。



 走行距離計3000キロくらいのロードトリップが終わりました。時間の制約上ほぼ一日ごとに宿泊する街を変えていったので、周辺の自然やプロショップ等の探索にあまり時間を割けず、爬虫類とかいきもの関係的には実りの少ない旅となってしまいましたが、カナダののどかな自然&北アメリカ最古かつ最大の工業都市群の光と影を同時に見ることが出来て、いい刺激になりました(いきもの関係ないから省くけど、2年前に破産したデトロイト市の惨状は予想をはるかに超えていた)。

 レイクエリーミズベヘビは、見ることが出来ませんでした。エリー湖の畔、カナダのほぼ南端にあたる保護区域まで農地の間を何時間も飛ばして行ったのでちょっと残念でしたが、次回に期待。運が良ければウジャウジャわいてることもあるというこのヘビ達ですが、ヘビに限らず爬虫類って「絶対見つけたい!」と目を血走らせてる人の前には何故か現れなかったりすることがあるから不思議ですね。

 上の写真はシカゴの水族館で見た五大湖の魚で、以前しょっちゅう釣って食べたり飼ったりして遊んでいた(→ログ)パンプキンシード(Lepomis gibbosus)の成体。この個体は抱卵しているためか色があまり良くないけれど、ロングイヤー・サンフィッシュ(Lepomis megalotis)などと並んで、本来ブルーギルの仲間としては感動的なくらい美しい魚。下の写真は、同じく五大湖北部のより冷涼な水域に住むカワマス(Salvelinus fontinalis)。日本のイワナの親戚にあたる種で、これも息を呑むほどきれいな魚。魚自身の綺麗さはもとより、ツヤだしした木のフレームで囲われた水槽がマス達とすごくマッチしていて、クラシックな幻想絵画のような雰囲気だった。水族館グッジョブ。




 ところで、日本では北米から来たバス・ギル類の移入が生態系を破綻させていますが、この五大湖では逆にアジアから移入したコイや金魚などのフナ類、ヤツメウナギなど、我々にとってはお馴染みの魚達が在来の魚を駆逐していっているのが非常に皮肉な点です。このカワマスもヤツメウナギによってかなり数が減ったようです。それについてのボヤキは長くなりそうなので、また別の時に。