2013年3月25日月曜日

 風の便りで、スコットランドの繁殖家グループによってアルビノのアフリカンロックパイソンが登場したと耳にしました。長らくパターンレス以外のモルフがなかったアフロックですがこれがきっかけとなってこれから何らかの改良の動きが出てくるかも。今回の個体はWCのセバエ・セバエのオスで何らかのタイプのT+アルビノ、輸入元では便宜的にラベンダーアルビノと呼ばれているようです。写真を見ると意外なほどきれいで、バーミーズパイソンと比べるともともと浅黒い系の本種の色合いがうまく作用しているように見えた。T+アルビノのわりにあの頭部の鏃模様を強調するような濃色部はほぼノーマル色なので、ちょっと不思議な印象。これからパターンレスを主な交配相手とした繁殖プログラムに導入されてゆくそうです。

 とまあこのような、一昔前なら先に&確実にアメリカの手に渡っていたようなヘビが別の国へ行くようになったという点に、ちょっと象徴的なものを感じています。本国での微妙な立ち居地と法規制とを受けて、今後大蛇トレンドの拠点は欧州へ移っていくのでしょうか。

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