2012年7月31日火曜日

 サルの群れのなかで個体のもついわゆる「優しさ」の度合いには遺伝子が関係しているらしいです。動物の行動において「優しさ」と表現されているものは多分、他個体への寛容性とか、親和性のことを指すんだと思いますが、ニホンザルの研究では攻撃性を抑え沈静化するホルモンを受け取る受容体の遺伝子の違いによって、その個体がいわゆる「優しいサル」かどうかが変わることが分かっています。島などの限定された環境にいるサルのグループにこの「優しい」サルが多くみられるとの事から、生き物の持つ「優しさ」は遺伝子に乗って伝わっていくのではないかと最近では考えられているようです。家畜の始まりやロシアでの狐の飼い慣らし実験などに見られる不思議な現象の因子のひとつが突き止められたということになります。



 うちの小さい方のロンギコウダはどんな受容体がどんなホルモンを受け取ってるのか知りませんが、最近だんだん気が荒くなってきました。目つきがすごい嫌な感じです。近寄ると肺のあるあたりがフーフーハーハーします。この個体はメスなので多少は大きくなるだろうし、このまま凶暴になったら世話が面倒になりそうだなーと憂いています。ただの思春期(?)であってほしい飼い主心・・・唯一の救いは顔が整形後の釈由美子的に整っていて、どうも美人になりそうな感じだということだけ。ヘビにもなんとなく顔の美醜ってある気がします。

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