2012年1月16日月曜日

 多分、蛇を飼ってる人なら皆一度は考えたことがあると思う「実際、蛇の知能ってどのくらいなのか」という事について考えていた。機械的な判別法だと脳化指数というのを計算するという方法で他の生物と大まかな比較をすることが出来るようだけど、脳みその重さを知っていないと難しい。周りにボアコンの脳みその重さを知っていそうな人を見つけたら聞いてみたいと思うがそんな人なかなかいなさそうだ。もちろん生物によって、またどのような行動に特化しているかなどによっても脳の発達も違うだろうし、それに伴う脳の容積も変わるだろうし、もっと言えば動物の、「見た目、頭がいい」と感じさせる行動は実際の知的レベルの高低とはあまり関係ないこともあるだろうから、単純に「この指数がどうだから云々」とはならないのかもしれない。








 このことを考えだすきっかけになったのが今日フライデーした写真(上)で、壊れた温度計を新しいものにしたら遠くで寝てた蛇がわざわざ起きて見に(嗅ぎに)きているところ。別に大したことではなのですが、今まで飼っていて計3回温度計を取り替え、うち3回とも同じような反応をしているんで気になりだした。個人的に、一般的に大蛇といわれるグループに関しては表現に違いはあれど小鳥(キンカ鳥とか)よりちょっと劣るかそのくらいの知力はあるような気がしていたので、こうして未知の物体の様子を見に来ているふうなのを見ると、改めて、実は結構頭いいのでは?と思う。蛇にとっては、温度計の匂いを嗅ぐことも、ケージの中に現れた未知のものを確認することも、「生命の維持」という生き物の基本的命題に対してあまり必要なさそうな事とに思われるので余計、どうしてこんなことするんだろう?と不思議になる。温度計からなにか気になる匂いでも出ているんだろか。

 と同時に、生活環境のなかで真新しいものの存在に気付くということ=前からあるものとそうでないものの区別がハッキリついているとも考えられるけど、もしそうなら飼育下におかれたヘビというのは、多かれ少なかれ「狭い場所で常に同じところをぐるぐる這い回っている」のをちゃんとヘビ自身が知っているということになる。考えれば当たり前のような事だけど、結構ストレスがたまりそうだと感じた。

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