2014年11月3日月曜日

朗報・・・?アミメの単為生殖

単為生殖するなら・・・飼ってあげてもよろしくてよ

 アミメニシキヘビが単為生殖することが、世界で初めて確認されたとか。日本語版のナショジオにも詳しいストーリーが載っているので、詳細はそちらを参考にしてほしいが、大まかな内容をまとめると、アメリカの動物園で生れてから11年間オスとの一切の接触もなく暮らしてきたアミメニシキヘビのメスが突然61個の卵を産み、なんとそのうち6個からメスの仔が孵ったという。仔の遺伝情報を調べたところ、メス親と同じことだったことから単為生殖したことが確定されたというもの。これは全アミメ飼育者にとっては朗報・・・なのだろうか?今回殖えたメス親は全長7メートル弱、体重100キロちかくある個体だという。荒ぶる丸太ん棒のようなアミメ達が、さらに自力で増えられるというのは、個人的にはどちらかというとホラーに近い話である。

 注目したいのは、記事内でも言及されているように、以前から進化的新奇性と見なされていた両生類・爬虫類の単為生殖が従来考えてこられたよりもかなり一般的であるというのが、だんだん解き明かされてきているという点。コモドオオトカゲが単為生殖出来ると確かめられた時の驚きは、まだまだ記憶に新しいし、日本ではオガサワラヤモリやメクラヘビの一部なども単為生殖することで知られ、ほかにも国内でミズオオトカゲが単為生殖したとされる例ある。種によっては、単為生殖で生まれた子が親と全く同じ遺伝子セットを2つ備えることになるため、親に色彩モルフがあった場合スーパー体になるなどの不思議な事が起こるのも、日ごろから世話をしていた者にとっては嬉しいサプライズとなるのではないだろうか。

 にしてもアミメでこの調子ということは、ボールも単為生殖したりしないかな。今日の写真は、前から密かにかわいい思ってたブリーダーさんの、エンペラーピンのメスなんですが・・・。買ってきて、じーっと眺めていればそのうち増えてくれたりするのでしょうか。そしたら生れた仔を売って、ボール御殿を建てようぞ。って、動機が不純すぎるか。

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