2014年3月22日土曜日


 緯度的には日本の東北にあたる当地なので、まだまだ夜は冷えてます。来週あたりもう1~2回雪が降るらしく、たぶんそれでこの冬は終わりそうですが、例年通りであればこの地域はドリフのあのメロディが聞こえてきそうな位「冬→夏」に季節が大転換するので、表庭の整理と木の手入れ、またひと冬を家の中でがんばってきたサボテンや多肉植物の鉢を表に出すための春支度を、とっととやってしまわねばなりません。多肉に関してははじめ「スナボアのケージに飾ろうかな」程度の気軽さで購入したものの、バスキングライトをじゃんじゃんあてていたらエケべリアをはじめ去年一年の間にやけに大きくなってきたものもあるので、この春が多分植え替えのチャンスでしょう。裏庭に関しては去年の5月のエントリー時に造った野菜畑を、今季は小さい池に作り変えたいと思っています。これは週末に時間をみつけて集中的にやって、可能なら管理の楽そうなローカル種のカメでも1・2ひき放してみたい。

 写真は今朝の「おおきいロンギ」が突然入ってきたカメラに興味をもって舌チョロしている所。
 年始に少し体調を崩したものの今は調子よさそう。ヘビも、元気な時はなんとなく目の輝きが違う気がします。

 ところでこのヘビ、今でこそいわゆるロンギらしいルックスのロンギカウダだと思いますが、4年前フロリダのエキスポで出会った時はあまりパッとしないヘビでした。バイト君の勘違いにより「コモンボアCB」として二束三文で叩き売りになっていたほどで(お店が間違いに気付いた時には既に支払いは終わっていた)、今でもちょっとしたウキウキとお得感があります(笑)。一方、はじめから『純正』ロンギカウダCBとしてやってきた「ちいさいロンギ」の方は、一応見て分かる程度のロンギの特徴は抑えているものの「おおきいロンギ」とはちょっと違ったタイプ、地色は濃くドス褐色系で、あえて言えばなんだかよう分からんヘビだねというかんじの個体に成長してきており、人間のする商売のおもしろおかしさを感じている今日この頃です。

 しかしよくよく考えてみれば、管理人自身が脳裏に思い描く「正しいロンギカウダ」の絵図だって、甚だ不確かなものであります。1980年代後半にぺルビアンロングテールボアの輸入に携わった人々の手記を読むと、この種は最初に米国に輸入があった時点から既に個体間の色彩にも、サドルの形にも様々なばらつきがあったとされます。一般的に19~21個(文献によっては23個)とされるサドルパッチ数も実際はあまりアテにならないという人もいるので、この亜種は元々の輸入量の少なさ、また総じて明らかに特徴ある外見をしていたために、これまでその「個々のブリーダーの主観によるロンギカウダの外貌」「美しさ」を強調するための選択交配がなされる傾向にあったと思います。言い換えれば、現時点で一般的なロンギカウダCB達はすべて「創作品」であり、亜種としての真の「純正」とか「ピュアブラッド」等という概念は存在しない※と管理人は考えています。ロンギカウダに限らずボアコンストリクターのCB化された亜種には、多かれ少なかれ繁殖者の「この亜種はこうあるべき」という強い主観からくるビジョンが投影されているはずなので、代を追うごとにむしろ「本物よりも本物らしい」ヘビになっていく傾向もあるかもしれません。※私個人の意見です。

「大きいロンギ」が来た日。ケージが間に合わず、衣装ケースの借家に入れたところ
温度/湿度計もシガー用のを流用していた(意外と精密)。