2013年7月10日水曜日



 これ、ボアコンストリクターのキーパーの間で最近ちょっと話題の道具で、スペキュラム(スペクラム)といって様々なサイズのヘビ・トカゲ等の口を開けさせるためのものです。爬虫類にとって口腔内の様子は個体の健康状態のひとつのバロメーターであり、実際アメリカのブリーダーの中には、買う前にヘビの口の中を見せてくれる人もいます。また毒蛇のキーパーや研究施設などでは時おり採毒等も行わなければなりません。ところが一説によるとこの口内のチェックの時にヒト・もしくは個体が怪我を負うケースが案外多いのだとか。またこの行為そのものが個体にかけるストレスもかなりのものなので、この口チェックを手早く・容易にしてくれる道具の登場が待たれていました。スペキュラムは大体2500円程度で様々なサイズがあり、使用者いわく「かなり便利」との事。日本でもテレホンカードが絶滅危惧種となっている昨今、あると便利かもしれません。※ここを読んでいる(超少数と思われる)人たちでもし欲しい方が居たら、左サイドバーのメールアドレスにてお知らせ下さい。

 ところで爬虫類とは全然関係ないけど、ニュースを見て「えっ!」とびっくりした事・・・・・・コモンマーモセットって盲腸に味覚があるらしい。舌の様に味蕾があるわけではないので、危惧したように日々ウンウンを味わっているということではないにせよ、味を感じ取る特定の蛋白質が分布していて、その数(密度?)自体は舌のそれとあまり変わりがないらしい。ここから先はリンク記事からは脱線するけど、もっとおどろくのはヒトの腸にもそのような味覚の受容体があるらしい。さらに甘みだけでなく、辛み、苦み、脂みまでも感じ取っているとか。腸というのは栄養の殆どを吸収する器官なので、こうして消化物の味をもとに食べたものについて体が分析、それをもとにして各種ホルモンの分泌を促すことが重要らしい。